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木もれ陽祭訪問

 

木もれ陽祭訪問について紹介します。

木もれ陽祭 2013/9/7,8(土日)

 

今年の文化祭は9/7,8に開催されました。39期の藤野さんよりレポートが届きましたので掲載します。藤野さん、ありがとうございます。

 

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国分寺高校コーラス部納涼コンサート

文責:39期 藤野悠里

 

日程:2013年9月7日12:00~13:00

      9月8日11:00~12:00(筆者はこの日に行きました)

 

ここ数年に引き続いて、今年も二部構成であった。第一部は無伴奏または生徒指揮による学年曲など、第二部は顧問加賀山教諭の指揮による合唱曲であった。

 

まず、全体の感想としては、部員数が増えた割に合唱曲の完成度は物足りないなあ、という印象である。配布パンフレットをみると、学年別の人数構成は、一年生(45期)11名、二年生(44期)7名、三年生(43期)10名である(三年生は劇のためか全員参加ではなかった)。人数が増えたためか、いわゆるPOPSは少なかった。全14曲のうち、学年曲の2曲のみがPOPSで、ほか12曲が合唱曲であった。曲についていえば、語頭の立て方が甘い、歌詞が聞き取りにくい、自分たちで出来上がっちゃってる、といった感があった。合唱曲は、生徒指揮と顧問指揮の間で完成度に大きな差がみられた。やはり、生徒指揮の方が音や全体の音のバランスのとり方が甘いのである。たとえば、直近のOBOG会合宿の課題曲で歌った「流浪の民」ではフレーズによって強弱がついておらず、のっぺりとした曲になっていた。やはり、顧問の力が大きいのか(生徒指揮の曲でも指導はできるとは思うのだが、実際はどうなのだろう)。顧問指揮の曲でも、歌詞が聞き取りずらい、ハモリパートがメロディを食っている、等はみられたが、やはり学生指揮に比べてできあがりはよく、生徒らの一体感が増してみえた。

 

次に、演出の面では、照明を落としていたため、黒ワイシャツでは暗く見えた。高い黒ワイシャツをわざわざ用意せず、白ワイシャツで明るく爽やかに見せた方がよいのでは……という意見もあった。次にMCであるが、曲の間で曲紹介的なものを挟んでいたが、部長も顧問も、何をしゃべっているのか、後ろまできこえない。一日目に終了時間をオーバーしたとのことで一曲削り時間短縮に努めていたせいか、MCが早口なのでなおさらにききとりにくい。個々の曲紹介かと思いきや、「がんばりました、美しいハーモニーをお聞きください」ばかりであったのも気になったところだ。

 

しかし、こうしてやや辛めの批判ができるのも、人がいてこそのことである。部員が増えて期待が高まっている、ということだ。よかったところも言及しておかねばなるまい。なんといっても部員数が多い。男声が多い。各代が悩まされてきた「男声が少ない…」という問題がないため、全学年、顧問指揮の合唱曲での厚みがあった。そしてなにより歌うのが楽しそうであった。学年曲の完成度が年々向上しているように思う。45期、44期、43期の順にしたことによって、学年が上がると歌は上達するのだな、と観客に思わせる効果があった。顧問の話によると、「毎年、同じ曲を違うメンバーで歌いたい」ということで、ここ数年は「アイスクリームのうた」「ヒスイ」がセットリストにある。新曲だけではなく、毎年のお馴染み曲をつくるというのは、ここ数年にみられる新しい試みの一つである。この卒業生たちが(今既に何期かいる)OBOG会に増えてくれば、これらの曲が愛唱歌集に入るようになるかもしれない。

 

来年は方舟の組曲全4曲に取り組みたい、と顧問が話していた。今後も現役生のさらなる活躍に期待したい。

 

<セットリスト>

*第一部

 アイスクリームのうた

 Come to the great world

 学年曲:

  誓い(一年生)

  Hello again(二年生)

  さびしいカシの木(三年生)

  流浪の民

*第二部

 鴎

 おんがく(時間の都合によりなし)

 44羽のべにすずめ

 祝福

 方舟

 ヒスイ

 国分寺高校校歌(部員のみ)

 大地讃頌(部員、および観客も全員起立で合唱)

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